卵子提供とは?

何らかの事情で夫婦が子供を得られなくなった際に、ドナーから卵子をもらうことです。ドナーの卵子と提供希望者の夫の卵子を体外受精させて、提供希望者へ受精卵を戻すのが一般的な方法となります。

卵子提供における日本と世界の現状

卵子提供の法整備はされていますか。

アメリカ、日本ではされていません。スペインやタイなどで法整備がされており、従う必要があります。

日本で卵子提供は認められていますか。

日本生殖補助医療標準化機関(JISART)の定めるガイドラインに当てはまれば可能です。医師の診断が必要な条件が多いので、産婦人科で相談してみましょう。

卵子提供が合法の国はありますか。

スペインやイギリスでは合法です。ただしスペインは匿名提供が必須であったり、イギリスでは子供が18歳になると提供者の身元を調べられたりするなど条件があります。

卵子提供してくれるドナーは選べますか。

日本はOD-NETのマッチング委員会が選ぶか、自分で探してくることになります。海外はパンフレットで選択可能な国が多いです。

子供が出自を知る権利は認められていますか。

日本では15歳以上の子供が希望をすると知ることができます。台湾やアメリカでは知ることはできません。

不妊治療の方法

夫婦

様々な理由で子どもを授かることができないという人のために、体外受精を行って子どもを授かる選択をする人もいます。卵巣がんなど卵巣を切除してしまった女性でも卵子提供を受けることによって、子どもを授かる方法もあります。しかし日本では推奨されていない方法です。遺伝子上の母親が変わってきてしまう、ということもなります。海外では卵子提供を受けて出産をする女性もいますが、その場合には子宮が健康である場合に限られてしまいます。子宮がんで子宮を摘出してしまった場合には卵子提供を受けても出産をすることができません。そうなると代理母での出産になることがあります。日本では代理母出産は基本的には禁止されています。それでもどんな形であれ子どもが欲しいという希望を叶えるためには、選択肢は多いほうがよいのかもしれません。不妊治療専門のクリニックの中には夫婦に合う不妊治療を提案してくれるので、カウンセリングを受けて治療法を選択することができます。

事前に行うこと

医者と妊婦

卵子提供をして子どもが欲しいと希望をしている夫婦のために役立ててほしい、と考えた場合、安易に卵子提供をするのは危険です。ホルモン剤の投与など採卵に向けて様々な準備が必要になるので、簡単に出来る事ではありません。細かい検査も受けなければいけないので、提供をする女性も負担がかかってしまうことがあります。また提供という形ではなく、将来のために自分の卵子を採卵しておき、凍結をさせる場合もあります。病気の治療などで卵子にダメージが加わってしまう場合には治療前に採卵をすることもあります。年齢などを考慮して行われることなので可能性があれば挑戦をしてみるのもよいかもしれません。医師と十分相談をした上で行う必要があります。

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