卵子提供にかかる費用
体外受精や受精卵を戻してもらう費用に合わせて、法人に審議してもらう審査費用も必要になります。審査費用だけで100万円程度することもあり、まとまった金額が必要です。
卵子提供を受ける手順とは
提供者とドナーが条件を満たしているかを確認する。
担当してもらう病院でカウンセリングを受けましょう。
臨床心理士のカウンセリングを受ける。
最終意思決定のためのカウンセリングになります。
倫理委員会が病院内で審議を行う
卵子提供して問題ないかをまずは病院内で審議します。
管理機関である法人の審議を受ける。
日本国内の審議機関となるJISARTかOD-NETの審議を受けます。
審議通過後にカウンセリングを行う
審議には時間がかかります。時間がたって気持ちが変わっていないことを確認します。
増加をする不妊治療

子どもを望んでいても中々授かることができないという場合、不妊治療を受けることによって解決をすることがあります。卵子に問題がある場合、卵子提供を受けて体外受精を行うという方法もあります。まずは原因の究明が必要です。
依頼をする場合

卵子提供を受ける場合、専門のバンクから提供を受けることもありますが、血縁者の中から提供を受けることも可能な場合があります。提供をする女性側にも体への負担が大きいということもあるので、提供可能な年齢も決まっています。一定の年齢以上になってしまうと提供をすることができなくなってしまいますし、リスクも高くなってしまうので血縁者の中から提供者を決めたいという場合には産婦人科医と相談をすることも必要になってきます。
ホルモン剤の投与

卵子提供をしてもらう場合、ホルモン剤の投与など決められた時間に決められた処置を行わなければいけない場合もあります。苦労も多いということがあるので、バンクを利用する場合でも高額の費用が必要となってしまいます。お金にある程度余裕がなければ、不妊治療を受けることができないということもあるので、経済的な負担もかなり大きくなってしまいます。また治療を受ける場合には不妊治療専門の医療機関を選んだほうがよいでしょう。